圓朝作「真景累ヶ淵」通し＆繁昌亭in銀座
日曜日は一日中銀座でらくごでした。
この日は絶対着物で行こうと思っていたので着物で。
白地のポリの絽の着物に濃紺の麻地の帯。
足袋は暑いので履かずに、素足に下駄と言う格好。
落語の仲入りでトイレに行った時におばあさんから
『素敵ねぇ。着物が地味だから若さが引き立つわねぇ』
と、褒められてるのかよく分からない言葉を掛けていただきました(笑)。
お昼からは、やっぱり夏なので怪談が聞きたい！ということで、『大河リレー噺 圓朝作「真景累ヶ淵」通し』に行ってきました。
演目は
○鈴々舎馬るこ:宗悦殺し
○桂藤兵衛:総門の長屋・宗悦の幽霊
○古今亭菊六:お薗・新五郎
○入船亭遊一:新五郎の捕り物
―仲入り―
○三遊亭丈二:豊志賀
です。
出ている方は知らない方ばかりだったのですが、充分楽しめました。
特に面白かったのは菊六さんの『お薗・新五郎』。
新五郎が、全く相手にしてくれないお薗にどんどんのめり込んでいき、最終的にお薗を殺してしまう(事故だけど)という話。
新五郎がお薗に病的にのめり込んでいくところがすごかった。
今で言うストーカーみたいな感じ？。
最後に我慢出来なくなった新五郎がお薗を蔵で襲い、お薗を殺してしまった時の様子とかも怖くて良かった。
一度は怪談が聞いてみたいと思っていたので、嬉しかったです。
さて、夕方からは繁昌亭in銀座。
友達から都さんが面白いというんで、ここをチョイス。
エレベーターに乗ったら都さんが乗っていてビックリ。
うおぉぉぉ！とテンション上がったのだけど、他に乗っていた都さんのファンらしき人のテンションがそれ以上に高くて、握手もらい忘れた(苦笑)。残念！。
演目は
○林家笑丸:(開口一番)時うどん
○桂三風:振り込め
○笑福亭仁福:手水廻し
○桂文福:文福作 同窓会
ー仲入りー
○露の都:みやこ噺
○桂朝太郎:お笑い手品
○桂春之輔:お年牛
でした。
ここでは開口一番の笑丸さん、三風、都さんが面白かった。
笑丸さんの噺はこの間文珍さんがやった英語落語の中にでてきた『時うどん』。
可愛らしくて良かった。
開口一番に出て来る人で、面白いと思った噺家さんはあんまりいないんだけど、笑丸さんは普通に面白かったです。
どうやらいろいろ賞とか取っている方みたいですね。
都さんは『みやこ噺』という私落語。
思いっ切り『大阪のおばちゃん』て感じなんだけど、面白くてかわいくて最高でした(笑)。
もっと東京でもやればいいのに。
帰る時に文福さんに握手してもらったのですが、大阪の繁昌亭では着物を着ると大入りがいただけるんだそうです。
へぇ〜。
ということでとても贅沢な一日。楽しかったです。
今年で最後のイベントということだったんだけど、もっとやればいいのにね。
