染二気質
林家染二独演会2008『染二気質』を見に国立演芸場に行ってきました。
初めて見た染二さんの落語は確か3年前の大銀座落語祭。
友達が『顔は怖いけど面白いよ』と教えてくれたのがきっかけだったかと(笑)。
怖いっていうのは強面というのではなくて、平たく言うと『顔芸』。
ちょっと反則なくらい面白い(笑)。
で、今日の演目はコチラ↓。
■初天神:林家ぼたん
■道具屋:笑福亭喬若
■貧乏神(小佐田定雄作):林家染二
ー中入ー
■粋曲:柳家紫文
■らくだ:林家染二
今日やった中で好きだったのは『貧乏神』。
これは落語作家の方が作った噺なんだそうです。
コミカルなんだけど、すごく温かい噺でした。
ちなみに私が好きだったところは貧乏神が洗濯をしているところと、最後のオチ。
染二さんの落語はそんなに聞いたことはないけど、ピッタリでしたね。
『らくだ』は思っていたのと随分違う話でしたね。
らくだ(動物の方)が出て来るのかと思ってたら、「らくだ」と呼ばれている男の人が死んでいて…という話でした(笑)。
最後の方でうっかり泣きそうに。
それと枕*1で話した月亭可朝師匠(最近だとストーカー事件とかで有名ですけど(笑))の話は面白かったな〜。
無類のギャンブル好きらしいのですが、ボートで大勝した時に買って帰ったのがなぜか『仏壇』。
その仏壇のロウソクが倒れて家が全焼したらしい。
あまりにコントのような話で爆笑。
全焼って(笑)。
今日は沢山笑わせてもらいました。
次はいつ見れるか分からないけど、また聞きに行きたいなぁ。
*1:落語が始まる前に話す世間話のようなもの