のんびり日記

2004.02.27から始めたはてなダイアリーからのお引越し。猫のこととか日常のこととか。

DVD見たよ。

こっち(はてな)では久々の感想。星3つで満点。

■必死剣 鳥刺し(0.5)
◎監督:平山秀幸
◎出演:豊川悦司池脇千鶴、吉川晃司、戸田菜穂村上淳 他


あらすじ:藤沢周平の時代小説「隠し剣」シリーズの中でも、現代に通じる傑作と名高い「必死剣鳥刺し」を『しゃべれども しゃべれども』の平山秀幸が映画化。剣豪であるがゆえに、過酷な運命に翻弄(ほんろう)されていく武士の心情が描かれていく

ワタシ、この隠し剣シリーズ( 「隠し剣 鬼の爪」「武士の一分」)全部見たのだけど、この映画が一番ダメでしたねー。武士の一分も良くなかったけど、それ以上にダメで。監督の力量でしょうか。『鬼の爪』が良すぎたのかもしれないけど。
いろいろ説明しとかないといけないのに説明不足で全体的に薄っぺらい。
肝心の必死剣が出てきたタイミングはホラー(笑)。あの技、実際練習していたとして、どうやって練習するんでしょうねぇ。実際難しいよね。
兼見(トヨエツ)はなんだかどっちつかずだし、この映画は何が言いたかったのかイマイチ分からず。結局のところ妻に先立たれた兼見と妻亡き後にかいがいしく世話を焼いていた里尾(池脇さん)の恋愛映画ってところ?。
里尾とのラブシーンはいらなかったと思うし(できれば兼見には我慢してほしかった)、里尾と結ばれた後に元々里尾を嫁に!と紹介していた侍くんに言う「あいつ我侭だからいつ帰ってくるか分からないし、ホントに君と付き合うかも分からないよ?」みたいな台詞があるんだけど、里尾に○○の村に行けと言ったのは兼見なわけで、そんな言い方酷いよと思ってしまった。
個人的には主人公の兼見より庶民の側に立つ帯屋(吉川晃司)がカッコよかったのと、里尾役の池脇さんの所作が凛としていてとても素敵でした。
そこの2つだけはまぁよかったので辛口かもだけど0.5で。

■ミックマック(星なし)
◎監督:ジャン=ピエール・ジュネ
◎出演:ダニー・ブーン、アンドレ・デュソリエ、オマール・シー 他


あらすじ:発砲事件で頭に銃弾が残ってしまったバジルは、ガラクタ修理屋のプラカールと出会い、ユニークな仲間たちと共にガラクタ集めを手伝うことに。新たな人生を得たバジルだったが、ある日、頭のピストルの弾を作っている会社と父の命を奪った地雷製造会社を発見。人生をメチャクチャにした死の商人に仕返しをしようと企む

久々の洋画。『アメリ』の監督と言ったら「あー」っていう人は多いかも。
今はほとんど洋画は見ませんが、数人だけ好きな監督はいるので、たまぁーに新作が出たりすると見たりします。
が、今回のは…うーん…。期待しすぎてしまったのかもしれないけど、ワタシはイマイチでした。
頭に銃弾が残ってしまったのはかわいそうだと思う。父親を地雷が原因で亡くしたのも気の毒だと思う。が、製造元を恨むことはないんじゃないのか?…と。他にも何故仲間がそこまで命を懸けて助けてくれる?とか思いはじめたら気持ちが萎えてしまった(苦笑)。
相変わらず可愛らしい仕掛けは沢山あってそういうところは好きだけど。
次の作品に期待。


という外れのチョイスでした。がっくしorz。次は絶対に失敗しないぞ!。